Google Search Consoleさんから画像サイズが小さすぎると怒られます。

横幅1200pixelにサイズ調整して、なおかつJPEGに変更した画像を作りたいと思います。
しかしMacで通常この作業をするにはなかなか工程数があります。
- 画像ファイルをプレビューで開く
- 全てを選択する
- ツール>サイズ調整…
- 横幅に1200を入力して🆗
- ファイル>書き出す…
- ファイル名を指定してフォーマットをJPEGに変更して🆗
さらに枚数があればなおしんどい。これをなるべく簡単にやりたいです。
幸いにもMacには作業を自動化するAutomatorという無料のアプリ・ツールがあります。
今回はサブメニューから実行する「サービス」を作ります。
Automatorでサービスを作る
Automator.appはアプリケーションフォルダにありますので普通にダブルクリックして開きます。
サービスをクリックしたあと[選択]をクリックする。
右側にある「”サービス”は次の選択項目を受け取る」の次にあるドロップダウンメニューで[イメージファイル]を選択する。
Finder項目の追加
一番左のカラムで「ファイルとフォルダ」を選択するとすぐ右のカラムに関連アクションが表示されるので、「Finder 項目をコピー」と「Finder 項目の名前を変更」をドラッグ・アンド・ドロップする。
「Finder 項目をコピー」の設定
自分はもっぱらデスクトップを作業場にしているので変更なし。
デスクトップが汚れるのが嫌という場合は作業用フォルダを作ってそれを指定する。
「Finder 項目の名前を変更」の設定
オリジナルのファイルが作業フォルダ(今回はデスクトップ)に有ると「〜のコピー」というファイル名になってしまうので対策。
- のドロップダウンメニューで[テキストを置き換える]を選択する
- 検索文字列:のテキストボックスに「 のコピー」を入力する
- 検索対象:のドロップダウンメニューで「基本名のみ」を選択する
- 置換文字列:のテキストボックスにファイルの最後に付けたい文字列を指定する(今回は「_1200」とした)。
イメージタイプ変更の追加
一番左のカラムで「写真」を選択すると二番目のカラムにアクションが表示されるので「イメージタイプの変更」を右側にドラッグ・アンド・ドロップする。
変更後のタイプ:のドロップダウンメニューで[JPEG]を選択する。
イメージをサイズ調整
一番左のカラムで「写真」を選択すると二番目のカラム表示されるアクションに「イメージをサイズ調整」というのがあります。
しかしこれは長編のサイズしか指定できませんので、縦長の画像を処理すると縦が1200pixelになってしまい横幅が不足してしまいます。
したがって今回はこれを使いません。
シェルスクリプトを実行の追加
一番左のカラムで「ユーティリティ」を選択すると二番目のカラムにアクションが表示されるので「シェルスクリプトを実行」を右側にドラッグ・アンド・ドロップする。
「シェルスクリプトを実行」項目の設定
シェル:は/bin/bashのまま
入力の引き渡し方法:のドロップダウンメニューで[引数として]を選択する。
コードの部分には以下を入力する
for f in "$@" do sips --resampleWidth 1200 "$f" done
サービスを保存する
メニューから ファイル>保存… を選択し、名前をつけて保存する。
今回は「JPEG 1200pixelに変換」という名前で保存しました。
使い方
- サイズ調整・JPEG変換したい画像ファイルを選択して右クリックメニューを開く
- サービスメニューに保存名(今回は「JPEG 1200pixelに変換」)のサービスが有るのでクリックする
- 変換されたファイルが出来上がる。
複数のファイルを選択して一括で実行できるのでとても便利です。
※何しろ古いMacBookでMac OS X El Capitan 10.11.6を使用しているので、現行のmacOSとは異なるところがあるかもしれません。
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