腰の床ずれ・褥瘡は158日かけて傷口が塞がり体位変換の間隔も少しずつ伸ばしていたのですが。夜ブラッシングをしていて左肩に発赤(ほっせき)ができているのを発見してしまいました。
左肩に発赤ができたのは初めてではなく、2018/10/03以来2回目です。そのときはうっすらピンク色になっており、慌てて処置をしました。
今回は前回よりもはっきりした赤色で範囲も広かったのでかなり焦りました。
たしかに体位変換の間隔は伸ばしていましたが3時間位におさめていたつもりでした。2019/02/24から自力で食餌ができなくなって体力が低下してきたことが原因かもしれません。
※追記 マットの上にシーツ代わりに敷いているタオルにシワが寄っていた可能性もあります。状態を起こしたあとや体位変換をしたあとはシーツのシワを取るようにします。
処置
後の項目で調べた結果、独自の判断で以下のように処置しました。
- 発赤よりも少し広めに剃毛する
- 人肌に温めた水道水できれいに拭く
- デュオアクティブを貼り付ける
経過
デュオアクティブETを貼ったまま一週間後。落ち着いてきましたが、まだ赤みが残っています。
経過に変化があればまた追記していきたいと思います。
参考サイト
独自の判断で処置をしていますが、参考にしたサイトです。私の処置を参考にされて損害が発生しても当方は責任を負いませんし、もちろんリンク先に責任は発生しないことをご了承ください。
日本褥瘡学会
引用:
創面の除圧、保護が大切であり、ジメチルイソプロピルアズレンなど、創面保護効果の高い油脂性基剤の外用剤を用いてもよいでしょう。
http://www.jspu.org/jpn/patient/cure.html
ジメチルイソプロピルアズレンは処方薬であり、市販品で入手することができません。似たような処置としてオムツかぶれ用クリームがありますが、今回は創傷部所が肩のため排泄物で汚れる可能性も低いので使いませんでした。
京都逓信病院
最新の治療をしているな〜とわかりやすく解説されています。
引用:
褥瘡深度stageⅠ(消退しない発赤を伴う欠損のない皮膚)またはstageのⅡ(真皮層までの欠損)の一部の褥瘡に対しては、白色ワセリン塗布ラップフィルムまたはハイドロコロイド被覆材の貼付によるODTを行う。
ODT=閉鎖性ドレッシング療法(Occlusive dressing Therapy) OpWt=開放性ウェットドレシング療法(Open Wet-dressing Therapy)
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