0~2週齢
(2週目に入ると目は開くが)目が見えず、音が聞こえないが、嗅覚と味覚で識別できる。
2~3週齢
目と耳が開き動くものを目で追うようになる。歯が生えてきて咬む真似をし始める。
3~8週齢
社会化に重要な時期。聞き慣れない音に対して非常に驚くようになる。
母犬や同腹の子犬から咬みつきの抑制や社会的かかわり合いを教えてもらうのに望ましい時期。
8~12週齢
引き続き社会化を行う時期。子犬には怖い経験をさせないようにしつつ、成犬になったら経験することを経験させてあげる。
例)
- 車に乗せる
- 交通量の多いところを歩く
- 楽しく獣医さんを訪ねる
- 他の動物を見る
- 匂いを嗅がせる
※大きすぎる音などで子犬を怖がらせないように。
12~16週齢
犬の社会化に最適な時期(しんけいけい接続にも影響を及ぼす)は過ぎているが、慎重に社会化を継続する必要がある。
子犬は怖い経験に対して以前ほど敏感ではなくなってくる。
16週齢~性的に成熟するまで
トレーニングと社会化を行う時期。社会化を中断してしまうと、見知らぬものを怖がりやすくなる。
参考)テリー・ライアン著 水越美奈監訳 テリー先生のしつけ方教室 第二版(2004),社団法人 日本動物病院福祉協会