マネーフォワードクラウド確定申告をつかってみた

確定申告 ひとりごと
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締切まであと17日。

ぼーっとしているとあっという間に期限が来てしまいます。
今回は駆け込みでマネーフォワードクラウド確定申告で書類を作ってみました。

仕訳数が50件/年までなら無料で使えるので小規模個人事業主でやっている場合はこれでいける!(はず)。

※個人的備忘録ですので間違い等あっても責任は負えません。

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導入

マネーフォワードクラウド確定申告にウェブブラウザでアクセスして[新規登録]をクリックする。

メールアドレス、氏名、電話番号、都道府県、(マネーフォワードクラウド確定申告を使うための)パスワードを入力して[以下に同意して利用を開始する]をクリックする。

普段使っている金融機関にチェックを入れて[チェックを完了する]をクリックする。

mf cloud 確定申告 金融機関

プランが表示されるので下の方の[▶まずは無料で試してみる]をクリックする。

作業画面が表示されますが、まずは登録したメールアドレスに認証メールが届くので、そのなかの[認証して利用を開始する]をクリックする。

じつは間違ったメールアドレスで登録してしまい、認証メールが届きませんでした😅。すぐに右上のユーザー名ユーザー設定からメールアドレスの変更をしましたが、様々な重要情報を入力するので注意しなくてはいけませんね…。

確定申告の書類を作る流れ自体はホーム上段の確定申告の流れに従って進める。

初期設定

事業所の登録

ホーム上段の確定申告の流れ事業所の登録をクリックする(または、左のメニューから[各種設定]>[事業所]をクリックする)。

とりあえずここで必須と書いてある部分を修正する。

  • 申告区分(提出書類 一般、不動産、一般・不動産 読んでのごとく。
  • 申込区分 今回は白色申告。青色申告をするためには事前に税務署に開業届を出しておかなければならない。
  • 業種区分 自分に適したものにチェックする。選択した業種によって使いやすくカスタマイズされるらしい。
  • 課税形式 うちは免税業者。前々年度の課税売上高が1000万円を超えると変更が必要。

必須ではないけど…

  • 償却費の記帳方法 減価償却するような買い物はないけどわからないのでそのまま。
  • メール設定 メールがいっぱい来てもうるさいのでとりあえずチェックを外す。

入力が終わったら下の[設定を保存]をクリックする。

金融機関の登録

金融機関等のネットサービスを登録して連携すると仕訳入力が楽になる。

銀行、クレジットカード、電子マネー、プリペイドカード、証券会社のほか、Amazonや楽天などの通販や、アフィリエイトサービスも登録ができる。

ホーム上段の確定申告の流れ連携データの登録をクリックすると機能の説明が表示される。

ページ中ごろの[連携データの登録ページへ移動する]をクリックする。

導入時にチェックを入れた金融機関が表示されているのでそれぞれ登録をするとデータを取得し始める(登録の細かい方法は連携するサービスによって異なる)。取得状態が「正常]になっていれば🆗。

またはホーム画面の[データ連携新規登録]からも登録できる。

3ヶ月分くらいしかネットではデータを出せないサービスも有るので本来はマメにデータを取得して仕分けしたほうがいい。

ホームに戻ると仕訳可能な件数が表示されている。

mf cloud 確定申告 サービス連携

開始残高の登録

年度の1/1時点での事業用の預金・現金などを登録します。青色申告では必須ということは白色申告では必須ではないということですね。

一応入力したけど。[保存して設定へ移動する]をクリックする。

細かい修正は一番下の[開始残高の設定へ]で出来るみたい。

仕訳登録

連携データの仕訳登録

開始残高から移動してくるとどのような機能があるか表示される。

登録した金融機関等のデータをどのように登録するかが書かれている。

STEP3の特別な入力に家計用の明細が含まれている場合というのがあるが、この作業をやるとおそらく仕訳数50件/年はあっという間に消化してしまうので保留したほうがいいと思う。

中段の[連携データから入力する]をクリックする。

連携サービスから入力というページに移動するのでここで連携サービスから取得したデータを編集して仕訳ていく。正直コレがめんどくさいが、ソフトの方で勘定科目は提案してくれるのでわかるものからちゃっちゃとやっていく。

mf cloud 確定申告 仕訳

定期的に銀行口座から引き落とされたり、クレジットカードから支払われる経費の支出はこれでだいたい終わると思う。なので経費はなるべく現金を使わないほうが…。

補助科目の追加

電話代やガソリン代など経費でプライベートでも使っているものを後から調整するため(家事按分)にも補助科目の追加をしておくと良い。

左のメニューから[各種設定]>[勘定科目]をクリックする。

上の方の[損益計算書]をクリックする。

下のメニューの[+補助科目追加]をクリックする。

勘定科目と補助科目を指定して[登録]をクリックする。

mf cloud 確定申告 勘定科目 補助科目例えばこんな感じに。

mf cloud 確定申告 勘定科目 補助科目2

本業での売上なども補助科目の設定をしてもいいかもしれません。

手動で仕訳登録

売上や連携サービスから入力できない項目などは個々に入力していく必要がある。

ホーム上段の確定申告の流れの[手動で仕訳登録]をクリックすると機能の説明が表示される。

入力方法が4種類ある

  1. 振替伝票入力 振替伝票に慣れている人はこれが早いかも
  2. 簡単入力 普通はこれかな?
  3. 仕訳帳入力 表敬式の入力
  4. 取引から入力 売掛・買掛の入力に良さそう
mf cloud t確定申告 振替伝票入力

振替伝票入力

mf cloud 確定申告 簡単入力

簡単入力

mf cloud 確定申告 仕訳帳入力

仕訳帳入力

mf cloud 確定申告 取引から入力

取引から入力

仕訳帳入力はちょっと使いにくそうですね。他の3つは用途によって使い分けるといいかもしれません。

売上とか現金で支払ったものとかじゃんじゃん登録していきます。

簡単入力の勘定科目

簡単入力では選択できない勘定科目がありました。その場合はカスタマイズが必要でした。

左のメニューから[各種設定]>[勘定科目]をクリックする。

上の方の[簡単入力]をクリックする。

左側の列にある必要な勘定科目を右側の列にドラッグ・アンド・ドロップする。

mf cloud 確定申告 簡単入力の勘定科目編集

簡単入力の勘定科目編集

むしろ普段使わない勘定科目は右側の列のゴミ箱アイコンをクリックして削除したほうがいいかもしれない。

仕訳の確認

登録内容の確認

ホーム上段の確定申告の流れの[登録内容の確認]をクリックすると機能の説明が表示される。

  1. 仕訳帳で登録できているか確認する
  2. 補助元帳で、通帳の残高と合致するかを確認する
  3. 明細一覧で、取り込まれた明細がどの仕訳として登録されているかを確認する

今回は事業主貸などすべてを仕訳ているわけではないから2はいいかな?

経営状況の確認

ホーム上段の確定申告の流れの[経営状況の確認]をクリックすると機能の説明が表示される。

経営状況の確認ができるようだが、それは時間の有るときにします。

確定申告

ホーム上段の確定申告の流れの[確定申告]をクリックすると確定申告の手順が表示される。

ここから先は人によってまちまちだし、個人情報の範囲に入るので細かく書くのはやめました。

でも必要な項目を追加して入力していけば🆗。

終わったら右上の[申請書印刷(PDF)・e-Tax出力]から確定申告書Bと収支内訳書を印刷すれば終了です。

まとめ

確定申告書を作るだけならば国税庁の確定申告書等作成コーナーで十分に作れる。

所得税の確定申告|国税庁

普段から帳簿をつけていればこれでなんの問題もないんだけどな。

マネーフォワードクラウド確定申告を使えば金融機関等のサービスと連携して仕訳が早く済むのが何より便利だと思いました。

必要経費の支払いなどはネットサービスのある金融機関を使うと捗ります(いまどきはどこも対応してますよね)。

無料で試せる年間50件の仕訳はかなりあっという間に消化してしまうのでその場合は800円/月のベーシックプランに変更するといいと思います。これくらいの金額なら負担は少ないと思う。。

有料プランにアップグレードすると30日間は無料ですから、今なら最悪800円で今年の確定申告書類を作ることが出来るし、気に入ったら継続して定期的に帳簿を付ける習慣をつけたほうがいいと思う。

確定申告について、特にマネーフォワードクラウド確定申告を使うなら参考書も売っている。

電子書籍版

有料サービスにアップグレードするとこの本は無料で配布されるらしいので、うっかり買ってしまうとダブってしまう。

 

ふぅ。おわった。

その他

同じようなサービスがあるんですね。時間があれば調べたい。

儲けがあるならいっそ税理士さんにお願いしたい。