はじめに
スタッフ犬も16歳となり、寝たきり状態になってしまいました。注意が足らず左腰に褥瘡(床ずれ)ができてしまいました。
床ずれ治療について数日分をまとめた日記を投稿しております。
使用したアイテムなどについては他のエントリーにまとめて随時リンクを更新する予定です。
※エントリー中のリンク先にもグロい画像があることが多いのでご注意ください。
※エントリーの内容については独自の評価・判断に基づいて処置しており、これらを参考にして起こった事故等の責任を当方で負うことはできませんのでご了承ください。
※内容は逐次更新をしております。ご了承ください。
2018/07/29(日)
朝、患部を洗浄。
黒い壊死組織と傷口の周辺部に炎症が見られる。
ペットシーツに水切り袋をかぶせた自作ドレッシング材にワセリンを塗って処置。
ドレッシング材の固定にサージカルテープを使用したが粘着力が弱くて剥がれてしまうので更に傷の周りの毛を剃り上げた。
夕方、食餌後にドレッシング材がずれてしまったので貼り直し。
どうにかしてドレッシング材をうまく固定できないか…先代犬のグレート・ピレニーズがやはり床ずれになったときにストッキングを履かせたのを思い出したので実践。妙に色っぽい(^^;
ストッキングの足先は切除。股のあたりから尻尾のあたりまでハサミを入れそれ以上伝線しないようにマニキュアでとめました。
しかしこれでいくらか固定がよくなりました。
また人間の場合、床ずれ予防で摩擦を減らすためにストッキングを履かせることがあるようです。
2018/07/30(月)
夜はケージに入れて寝ていたのだが、夜中2:30頃にワンワン鳴いていると家族がいうので様子を見るが原因がわからないので、ケージから出して伏臥させて自分もリビングのソファーで寝ることにする(この後ずっとリビングのソファーで寝ることになる)。
伏臥ではなかなか落ち着いて寝てくれず、3:30結局横臥にして寝付いてくれた。
朝、食餌後にドレッシング材を交換。
黒かった壊死部分がふやけて白くどろどろになってきた。
サージカルテープではやはりずれてしまう。粘着力が強い布テープであれば固定できることがわかってきた。このテープは先々代犬のドーベルマンの切った耳を固定するのに重宝したやつ。
2018/07/31(火)
夜中に伏臥に体位変換するが、床ずれ・褥瘡の傷口を下にして寝ていることに明け方気が付き慌てて修正する。
ふかふかのベットも用意しているけれど、普段から硬い床で寝ることが好きな我が家の犬。
しかしこのまま硬い床で寝かせていたら健常な側も床ずれ・褥瘡になってしまう可能性が高いので体圧分散マットを購入しました。

伏臥姿勢も少しは楽になったかもしれません。

側臥での体位変換
傷口周辺の炎症はおさまってきました。
【穴あき水切り袋+ペットシーツで作ったドレッシング材】で処置した写真を撮り忘れていたので撮影しました。
2018/08/01(水)
夜中、2時間おきに体位変換をするつもりでいたが、伏臥ではなかなか寝てくれない。バタバタと暴れた挙げ句マットの上で排尿してしまう。
朝と夜に2回ドレッシング材を交換した。
ドレッシング材を固定するために使った布テープ(ニチバン 病院バン 25mm幅 5m巻き 1巻)が強力すぎて肌荒れを起こしてしまった。
2018/08/02(木)
布テープでは皮膚あれがひどいので、紙テープで固定するためにバリカンで更に傷の周りの毛を刈った。可愛そうな姿に…。
水分を吸った壊死部分が白くふやけてドレッシング材交換の際にくっついてペロンと剥けるが、怖くて切除(デブリードマン)をみあわせる。
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