
犬の褥瘡(床ずれ)治療 Vol.1/17 20180726-20180728
16歳になったボーダー・コリー。ちょっと油断をしていたら床ずれ・褥瘡ができてしまいました。治療について日記的に記していきたいと思います。
湿潤療法・ラップ療法を試すことになりました。
床ずれ・褥瘡治療に使うドレッシング材を獣医さんからは「外科医の近所にある薬局で傷につきにくくて厚みのあるガーゼを入手してください」と言われましたが、近所には外科医がないし、ネットで調べたら台所で使う穴あき水切り袋をペットシーツにかぶせて使うのを発見したので早速それを作りました。
我が家で使用していたペットシーツは薄型なので吸水力が足りないのかもしれませんが、半日で滲出液が漏れてくる状態でした。
一方で市販品も探していたのですが、お世話になっている調剤薬局で教えてもらったのがプラスモイストP3です。
さすが傷にくっつかず、浸出液も漏れにくくてとても良い製品なのですが、、毎日交換となるとコストパフォーマンスがちょっとよろしくない。保険適用される病院や老人施設は問題ないだろうけど。
さらに、【穴あき水切り袋+ペットシーツで作ったドレッシング材】もプラスモイストP3も湾曲部である大腿骨頭付近で固定しづらいという欠点がありました。
そこで吸水力が良くて大腿骨頭にフィットしそうな母乳パッドでドレッシング材を作ってみました。
材料
- 穴開き水切り袋
- 母乳パッド
- サージカルテープ(ニチバン ホワイトテープ)
- ティッシュペーパー
道具
- ハサミ
- カッター
- カッターマット
- 消毒液
- コットン
作り方
母乳パッドの吸収面に穴開き水切り袋を貼ります。
実際の処置
まとめ
正直、男性の自分が薬局で母乳パッドを探して購入するのは恥ずかしかったが、大した問題ではなかった。
母乳パッドは大型犬にはちょうどよいサイズだと思います。中型犬のボーダー・コリーにはちょっと大きめでした。
中型犬には生理用ナプキンを切って使うのがちょうどよいサイズだと思いますが、男性が購入するハードルは上がります(通販なら問題ないですね)。
下記の本によれば人間の床ずれ・褥瘡治療にも生理用ナプキンは使っています。
プラスモイストPの固定にはズイコウハイドロコロイド包帯が便利なようです。

コスパ最強!? ズイコウハイドロコロイド包帯を使ってみた
うっかり包丁で中指を削いでしまったので、創傷被覆材のうちハイドロコロイドドレッシング材で最安と思われるズイコウハイドロコロイド包帯を使ってみました。
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